Our Story
Web Store : Life is beautiful.にご興味をもっていただきありがとうございます。
Web Store : Life is beautiful. について、私の経験とOPENに至るまでの個人的な話をさせてください。
ただひたすら、本当に無我夢中で進み続けた前職での15年間の日々が、施設の「閉館」という形で一つの区切りを迎えました。
そこからは私自身の迷走と答え合わせの日々でした。
閉館に至る理由として、私に足りなかったたくさんの事を考え、何が?どこで?なぜ?をひたすら考える日々。
何が正しくて、どこが足りなかったのかを挙げていく事で埋めていく時間。
正解のない問題を解き続けることは現実逃避以外の何ものでもないけれど。
さらには、愛おしい宝物が逝ってしまった後の空虚な心が「もう頑張らなくて、いいよね」、そんな甘い言葉を、頑張れない私に何度もささやきかけます。
写真を見つめて何時間も過ごし、花を生け、デスク周りに置いた愛犬との思い出の品にすがるような日々がずいぶん長く続きました。
愛犬の写真を飾るために集めた写真立て
愛犬にそっくりなガラスの置物やぬいぐるみ
愛犬を加えて描いていただいた絵には「上を向いて」のタイトル
それなのに、絵を見つめながら上を向けない私
好きで集めたモノたちに囲まれて静かに暮らす日々は性に合っていて、それはそれで良いものです。
好きで集めたモノたちは、前職で私が仕入れたモノや出張のすき間時間に買い集めたモノばかり。
どれもこれも思い出があり、それを買った日から今日までの間にさらに思い出が加わって、私に寄り添ってきてくれた唯一無二のモノばかり。
静かに触れると、なんだか戦友のような気分になってきます。
私と心と思い出と、モノが紡ぐ平穏な瞬間。
それをもう一度感じとれるようになると、少し心が動き出しました。
もう一度モノを通して、こんな風にちょっとしたおだやかな気持ちを、誰かの心に私でも届けられるんじゃないか、と。
商品を選んでくださったお客様が、それらをお手元で長く大切にしながら、大切なモノたちと一緒に心おだやかに過ごせますように。
選んだモノを見つめて、ふとした瞬間に微笑みを浮かべられますように。
そんな願いと想いをこめて商品を大切にお客様にお届けすることができたら、ずっと問い続けてきた私の答えが見つかるかもしれない、とも思います。
そうやって自分自身を認めて、もう一度上を向いて生き直して行くことを、私自身が一番求めているのかもしれません。
前職のように大規模な商品展開はできませんが、私自身が本当に素敵だと思うモノ、心が動くモノだけを選び、今の私のリズムに逆らわずWeb Storeでご紹介していきたいと思っています。
Life is beautiful.
幸せは常に誰かとともに。
日々は辛いことばっかりじゃない。
人生は誰にとっても美しいものであってほしい。
モノを通して、ちょっとしたことで笑顔になれる、そんな穏やかな日々のお手伝いをWeb Store : Life is beautiful. はさせていただきたいと願ってスタート致しました。
2021年8月
一番大切なものは何ですか?
今日もそれを大切に!
好きにこだわる。ただそれだけで、オッケー!
国内外、特にイタリア、フランスを中心に海外からインテリア雑貨、花瓶、ステーショナリーやアクセサリーを買付け、ミュージアムショップのマネージメンを16年経験してきました。
私たちは「好き」にこだわることで、より心地よさを実感できるセレクトが得意です。
その一方で、ものを選ぶ時、意外と大切な基準となるのは「自分が本当はどう見られたいと思っているのか?」ということ。
「センスがいいね、って言われたくて・・・」
「実用ばかりではなく、ちょっと遊び心もあって、でも素敵なモノってどれ?」
「結局どれがいいのか、分からない!」
実は内緒にしたい、そんな心の声も一緒に探りながら商品のセレクトもサポート致します。だって、気に入ったモノ、良いモノは長く長く大切に使いたいですし、贈った相手にも喜んでもらいたいですものね。